蒸気機関車「Ｄ51」を作ろう 27

今回は５８、５９号を作りたいと思います。

ここでは、キャブの屋根を作ります。

・・・とその前に、屋根を付けてしまうとキャブ内部の塗装が難しくなりそうなのでここで、キャブの塗装をします。

ついでにプチ改造もしようかな(*￣ー￣*)

まず、１．０mm厚の真鍮板をこのように切り出し、φ１．１mmの穴を４個開けます。
そこに、直径１．０のアルミパイプを３．０mmの長さで切り出し瞬間で接着します。

あとは、キャブの前妻のこのあたり（いい加減です）エポキシで接着します。
さぁ、いったいこれはなんでしょうか？
取りあえず完成するまで、内緒にしておきましょう。

ブレーキ弁が寂しいので配管を追加しました。

注意！
これらのプチ改造は実車には無い物です。あくまでも模型的に見栄えするように、わたくしが勝手に想像して追加している物ですので了承ください。

内装色は、国鉄色と言われるもの、緑の混じった灰色と言った感じ？
自分はこの色にしました。タミヤカラーの『明灰緑色　XF-14』

この色は第２次世界大戦、終戦間近の日本陸海軍の戦闘機の腹下に塗られていた塗装色です。

こんな感じに塗れました。ちなみに外側の黒はエアブラシで塗装、内装はあえて、筆塗りです。実車を見学した時、いかにもハケで塗りました感があったのであえて筆塗りにしました。

それでは、５８号です。ここではキャブの屋根の梁（屋根骨）の取り付けです。

まずは雨どいの取り付け、説明書を読むとここに梁が付いたり、屋根が付いたりします。冊子では瞬間接着剤使用とありますが、強度を出すため瞬間で位置決め用に固定した後エポキシで再度接着しました。

しっかり乾燥させます。この後、梁を付けます。

まず、中央の太い梁から、窓枠の上部に引っ掛ける感じで・・・

これでエポキシで接着。

次に後妻（後方）の梁をやはりエポキシで、ズレないようにクリップで固着するまで固定です。
最後にもうひとつ後妻の後端に雨どいに直に貼り付けます。

縦雨どいを両脇に取り付けて５８号の完成です。ヽ(´▽｀)/

続いて５９号を作ります。(ﾟ▽ﾟ*)

５９号は屋根本体とキャブ内の熱気を逃がすベンチレーター（天窓）です。

まず、屋根本体に吊り環、暖房安全弁の取り付け、

吊り環（４か所のフック）とは分解、修理の時、ここにワイヤーを引っ掛けキャブ全体を釣り上げる時に使用します。

天窓の組み立て

最後に天窓板を乗せます。これは接着しません、取り外したり、引き下げたり出来ます。ここから内部のデティールを覗けるようです。(ﾟ▽ﾟ*)

ここで屋根本体に取り付けですが・・・本体と天窓が隙間だらけでとってもみっともなく・・・(￣Д￣；；

躊躇することなく、全、ハンダ埋めしました。
(￣◆￣；)

これにて、５９号は完成ですが、まだ納得いかない所が多々ありです。他の「Ｄ51」モデラーさんの様子を見ながら作り込みしようと思います。

今回はここまでとします。